先日
一人でBARに入るのが初めてという若いお客さんが来た
何事も、人生において最初ってドキドキするし
そのドアを開ける瞬間は緊張するもの
ちょうど他にお客もいなかったので
一対一
こっちまで少しかしこまってしまったけれど
元々常連さんがたまに連れて来ていた子だから
昔の自分の時の事を考えながら
静かに会話を馴染ませていった
しばらくして
他の常連のお客さんが来店
この人は
来月には内地に行ってしまう同い年の
ここMOMAで知り合って仲良くなった奴で
聞けば職場での
自分の送別会の帰りだった
一つの初めてと
一つの終わりと
スタートの違う二つの不思議な縁が交わって
MOMAの夜は更けていった
これが
二人ともに真面目で
とても良い話をするんだなぁ
自分は真面目な会話は苦手だから
どちらにとっても良かったと思って
ずっと話しを聞いていた
初めての子にも
内地に行く奴にも
こんな所に来てんじゃないよー
何て言いながら
嬉しいくせに
茶化してね
内地に行っても頑張れよー
帰って来たらまた来るよー
口数少なく
シンプルに
そんなやり取り
言いたい事はいつも同じなんだけど
誰かのこんな特別な日に
一緒に関われる事を
とても大切に思い
大事にしたい
そんな風に
お客さん達の思いが紡いでいる
このお店だから
いつも心から言える
ありがとう
来月も色んな事があるんだろう
その瞬間を
一緒に感じ
楽しめたらば
とても素敵だと思う
今月も全ての縁のあった人達へ感謝
東町 BAR MOMA

この記事へのコメント
素敵な話しだね
MOMAでは毎日ドラマが起きてるね
そういう人生いいね☆
MOMAでは毎日ドラマが起きてるね
そういう人生いいね☆
Posted by CC
at 2009年05月05日 14:27

>CCさん
ドラマを経て
自分の経験に変えられる
とてもやり甲斐のある仕事だと思うよ^^
ドラマを経て
自分の経験に変えられる
とてもやり甲斐のある仕事だと思うよ^^
Posted by MO&MA
at 2009年07月08日 00:05
