
最近よく感じる違和感は
自分を『正直者だから。』という人の
その使い方。
正直者という言葉が
素敵な意味を持っているかのような
これを使えばうまくまとまるだろう
どんな場面でも誠実な人に思われるだろう
そんな
自分にだけ優しい使い方をしている人が多い気がする。
ある程度歳を取ったり
大人になるとわかると思うけれど
伝えなくてもいい事というのは存在する
それは単純に嘘ではなくて
相手を気遣うという面で
でも
自分がしてしまった事への罪悪感からなのか
正直者だから、と
まるで清い言葉のように用いて
自分の弱さを相手に押し付ける。
う~ん
わかりづらく、伝えにくい・・・
いくつになっても文章や会話って難しい
例えば
本を盗んだとして
正直に謝る、これは正しいと思うけれど
自分の友人の話しで
結婚する前に
人生で一度だけ風俗に行きたいと言い出したので
皆でお金を出し合って
行かせてあげた事がある
そうするとその友は
風俗店に入ったものの
彼女の大切さから
一切触らせないでその店を出てきたのである
ここまではいいが
その事を、その場で彼女に電話して
『お前を愛してるから、触らせなかったよ!』と
正直に伝えたのである
もちろん彼女は激怒したのだが
何と、この私が行こうと言い出して
無理やり付き合わされたと言い訳したのである
そこは嘘つくんかい!!(笑)
・・・話しがそれたが
そういう事である(当たってる?)
人の秘密を話す時もそう
自分はちゃんと
『口が軽くてゴメン。』と言うよ。
『正直者』なんて
そんなに格好良い言葉じゃないぜ、と
思うのである。
最近、何だか怒りっぽいのである
ノシ